こころの師匠
とうさん渡部昇一氏を勝手に心の師匠と仰いでいる。
とうさんが日本の歴史を述べる場合、参考にする文献はほぼ渡部昇一氏の著書だ。
とうさんお勧めの歴史書はこちら↓↓↓
(現在工事中・・・もうしばらくお待ちください)
師匠が著述された中に、子育て本があるじゃないか!!と6年前に見つけ、早速図書館で借りて読んだ(買わんのか~い笑)
本の副題
「私の家庭教育再生論」の副題は、
~~鍵は「お母さんの知恵」にある~~
だ。中でも父性の育み方とでも言うべき項は妙に納得できた。
だからとうさん、かあさんにも見えるように本をさりげなく置いておいた。
思惑通り、読んでくれたらしい♪
十の知恵
この本では、家庭教育についての緒論を「十の知恵」という形で紹介している。
先の父性の育み方とでも言うべき項は「四の知恵」にある。その極意は、
どんな父親でも子供の前では立てる
納得いかない?
女性陣からすれば納得いかないよね、「どんな父親でも」って(笑)
でも、それが良妻賢母たる所以。奥さんの手のひらでコロコロ転がせば良いのだ。男なんてかわいいもの。上手に扱えば結構いい働きをする(笑)
引用
渡部昇一著:私の家庭教育再生論 鍵は「お母さんの知恵」にある(海竜社)
84ページから引用
特に男の子のいる家庭では、父親のあり方にぜひ気を配って欲しいものです。
というのは、男は自分の父親の姿をしっかりとらえて、自然に同一化していくものですから、ダメな父親を常になじる母親を目にしていると、自分が責められているように思えてくるのです。
ふがいない父親像を自分に投影し、ダメな父の子供である自分も、当然ダメなやつで当たり前だ、と思い込んでしまいます。
父親をなじる母親・・・
耳が痛い方、いませんか(笑)
日本では太古の昔から男女は対等でした。
平和な時代には女性の方が強くなることが良く起こる文化的要素を持っているようです。400年間も平和な時代が続いた平安時代なども女性はそうとう強かったようですよ。
ただ、現代は男性が本当に弱くなったような気もします。それも戦後欧米の価値観を重視しすぎ、男女対立の文化まで真似しようとしてしまったところに問題があるのかもしれません・・・
実際、家で父親を馬鹿にしてる母親が結構いるんじゃないかな。
目の前でなじらずとも、陰で「とうさんのようになっちゃだめよ」とこっそり息子に耳打ちしたり・・・
母性と父性
「子供を産むことができる能力」を持って生まれた女性には、生まれたその時から母性は備わっているようです。
しかし、男はそうではありません。動物を見てもわかるでしょう。力が強いだけのオスは、群れを一族を家族を守り、命を散らすことが最大の使命です。
女性は「命を創る」ことができる創造主としての自我がある。
しかし男性は「命を散らす」つまり死に向かって歩むことしかできない生き物。
そうすると男はなんとか「生きる意味」を見いださねばなりません。
とうさんは息子に「うちの家はお前が守っていくんだぞ、それが男として生まれた者の使命だ」と小さい頃から言い聞かせてます。
父の背中を越えていく
男の子にとって、超えるべき父の背中は大きく高くなくてはなりません。
そのためにも、母親には父親を「子どもの前だけでも」立ててほしいのです。
息子の自己肯定感を育むためにも!