じいちゃん
父方の祖父は杭州湾上陸作戦で亡くなった。
父の話だと、重機関銃を操る戦従分隊に所属していた。野球をやればエースで四番と言うほど運動神経は良かったそうだ。ま、全ては祖母の伝聞であるので多少の誇張はあろうが…なにせ、父が1歳の誕生日を迎える前に亡くなったのだから・・・
久しぶり
靖国神社に行くのは久しぶりだ。H16.11月に来たから3年ぶりか。ごめんよ、じいちゃん。なかなか来れず。広島だから許してな。
快晴
今日は令和元年十二月八日、奇しくも真珠湾攻撃の日。この良き日に参拝に来れたことに感謝。
真珠湾攻撃
当時、国民はこの一大事を如何に捉えていたのか。渡部昇一先生の『本当のことがわかる昭和史』を見てみよう。
小学校五年生だった渡部先生は『すーっと、胸のつかえが取れたような気がした』とのことだ。
子供だけでなく、作家の長与善郎は『こんな痛快な、こんなめでたい日にあえるとは思わなかった』と書き、斎藤茂吉は『何なれや心おごれる老体の耄碌(もうろく)国を撃ちてしやまん』と詠み、岩波書店創業者の岩波茂雄も歓迎した(支那事変には反対)とのことだ。
何故か
真珠湾攻撃が華々しい戦果をあげたからか?否。人間の尊厳を傷つけられるような人種差別に対する憤りがあればこそ、それに対し敢然と立ち上がったことへの熱い想いが込み上げたのだ。先人達は正しきことが正しく行われる世にする為、立ち上がったのだ❗️
靖国神社
ここには246万を超える神霊が祀られている。日本国のため、アジアの平和のために生命をかけて戦われた御心。その尊い心を現代を生きる日本人は理解しているのだろうか。
日本を護るための備えも不十分にしたまま、政争に明け暮れる政治家達。利益が全ての、拝金主義に走る経営者…
現代日本をご覧になり、靖国におわす神霊はさぞかし肩を落とされているのではないか。日本人の目覚めを待っておられるのではなかろうか。
いいかげん、目を覚まそうではないか!
日本人として、感謝と誇りを忘れずに。
おまけ
靖国神社の社務所社頭掲示は毎月変わる。今月は
円城知三命(えんじょう ともぞうのみこと)が妻に宛てた手紙、「生還は期せず」であった。子を持つ親として、涙なくして拝読できなかった。以下書き写させていただく。
「手紙 まさに拝見いたしました。子供の便り殊に嬉しく、折々読み直す楽しさ何ものにも勝ります。
同封の為替、当地にては如何ともなし難く、返送致します故、宜しく取り計らひ下さいますやう。
戦争も刻一刻と深刻になりました。自分も時折心残りを書き連ねますが、敢えて生還は期せず、南海の曙消えゆく星の数に喜んで入ります。
高きうねりも、いつかは凪ぐことも有ります。その時は南の空に輝く星の数に入っているかも知れません。
お前に残す言の葉は無いが、行く末長き子等を思ふ時、自分も親である。強い様で弱い所もある。これだけは十分頼む。世の人に恥ざらんことを切に望む」
詳しくは「今月の社頭掲示」をご覧ください。涙が止まりません・・・