イベント201
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で2019年10月18日に「EVENT201」という会議が催された。ブラジル発の新型コロナウイルスパンデミックに関するシミュレーションが行われた。
ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターが、世界経済フォーラム、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などが提携し開催された。
具体的シナリオ
EVENT201が示したシナリオはこうだ。
発生源:コウモリ
感染経路:コウモリ⇒豚、豚⇒人への感染
パンデミックの拡がり方:初期数ヶ月間にて指数関数的に増加
影響:18ヶ月継続し6500万人が死亡。経済的影響も計り知れない
死望者数以外は現在の状況と酷似する。ただ死亡者数も18ヶ月で、ということであるのでこの冬に第二次感染爆発が起こったならば・・・まるで、現在起こっているパンデミックを表しているようではないか。
世界経済フォーラム
世界経済フォーラムは世界のグローバル化に伴い、経済・政治・学術その他社会のリーダーが連携することで世界情勢の改善を図る非営利団体とされている。毎年スイスのダボスで開催される年次総会、いわゆる「ダボス会議」が有名だ。この団体は非営利団体のため運営資金は会員企業からの支援による。会員企業の多くは売上高50億ドル(日本円で5000億円!!)を超える。いわゆる国際グローバル企業だ・・・
Bill & Melinda Gates財団
言わずと知れたビルゲイツ氏が設立した慈善団体である。この団体はワクチン開発に特別の興味を持っているのだそうだ。確かに発展途上国では何十万という子供達が様々なウイルスによって命を落としている。この財団はそういった子供達へのワクチン供給を積極的に行い、命を救い続けている。
上記2団体のEVENT201への関り、純粋な思いからだけなのか・・・凡人は疑ってしまう・・・
コロナ後の世界
武漢ウイルスのパンデミックによって世界経済は大打撃を受けた。株価は大幅に下落し、企業買収も進むだろう。ワクチンは全世界が希求している。有効なワクチンを開発した会社は莫大な利益を生む。このような利権を国際グローバル企業が捨て置くはずがない。
日本は・・・
日本はコア産業への外資買収を防ぐべく外資規制を設けた。現在518社であるがもっと幅を拡げてほしい。アビガンの認可はいまだに降りていない。これは製造元が弱小企業であり、厚労省の役人が天下りしてないからだとも言われている・・・ 日本は世界から見ると死亡者が格段に少ない。これ以上自粛などせず、そうそうに武漢ウイルス発生前の経済状況に戻すべきだ。一歩誤れば世界のハイエナどもに食い荒らされる。現在の日本は経済で国を守るしかすべを持たないのだから・・
本の紹介