基本事項のおさらい
基本事項3つ。それは以下の通りだったね。
① 衣食住を満たす
② 安心して暮らせる社会がある
③ 存在を認められる
今回は ③存在を認められる、について解説するよ。
社会の一員
人、誰もが一人だけで生きてはいない。
生まれ落ちたときから「家族」の一員として生まれ、年を経るごとに関わる人達も増えていく。
そう、ふたりとも「社会」の中で生き、生かされている、「社会」の一員なのだ。
存在の認知
【とうさんの「いじめ」の対処法】でも述べたが、人は“無視”されるとかなり精神的にダメージを受ける。“無視”はその人の存在を消してしまうこと。孤立は人の元気を奪う(凡人にとっては。とうさんは凡凡人・・・)。
逆に多くの人から存在を認知されると社会の一員となる。
この場合の「認められる」とは「評価される、褒められる」とは意味合いが異なる。
ただただ、その存在を認知される、ことだ。
いい意味でも悪い意味でも・・・
悪い意味での認知
悪い意味での認知、例えばゴミ屋敷に住んでいる人。
認知はされているが良い印象を抱く人はあまりいない。
そうではなく、何もしていないが社会の中にはなぜか相性が悪い人もいる。
前世でなにがしかの因縁があったのか・・・印象は悪いがなぜか気になる人・・・
いい意味での認知
いい意味で存在が認められると、そこが「居場所」になる。
そういう意味で、家庭は最上の「居場所」であるべきだ。
少なくとも、とうさんはそう接してきた。
帰る場所がある、このことは人を強くする。
いつかは巣立つ
最上の居場所も、いつかは巣立つときが来る。
中学生から少しづつ、自分の「居場所」を拡げたね。
最愛の人を得て、今度は二人で「最上の居場所」を創るんだ。
想いをつなぐ
そして、いつの日か子宝に恵まれる幸運が訪れたら、全身全霊をかけて護るんだ。
愛する人を、愛する我が子を。そこが最上の居場所となるように。
先人たちは、これをこそ護るため、命を懸けた。
皆の「しあわせ」を護るため・・・
居場所と強さと「しあわせ」と
とうさんが伝えたいこと。
「存在が認められる」ことで「居場所」を得、強さを身に着けることができること。
そうなると困難な中でも「しあわせ」を求め続けることができる。
また、強さ(暴力的な強さではなく、人間としての強さ)を得て、初めて余裕が生まれる。
余裕が生まれてこそ、しあわせの共通項⑦受動的な幸せを感じられる。
素の自分
何もない「素」の自分。この素の自分を認めてくれる存在があるということは素晴らしいことだ。
それだけで「しあわせ」なんじゃないかな。
素の自分を認めてくれる存在とは、何の利害関係がなくとも成立する。
それだけに得難い存在。
とうさんの「しあわせ」の中に、
・大学時代の友人と飲みに行く
ってのがあったよね。
この大学時代の友達は、素の自分を認めてくれる存在だ。親兄弟以外にこういう存在があることは本当にありがたいこと。
とうさんは願う
家庭以外に、ふたりが「心から落ち着ける居場所」を得られることを。
次は「しあわせの共通項」、自己実現の項目について説明するよ↓↓↓