Qアノン知ってますか?
2020アメリカ大統領選を目前に控え、アメリカではQアノンなる謎の言葉がよく聞かれるようになった。トランプ大統領を支持する人々との報道もあるが・・・真相や如何に!?
オクトーバーサプライズで話題沸騰のハンター・バイデンメール問題を先に知りたい人はこちら↓↓↓
【これはやばい】Qアノンの主張と符合するバイデンのメール問題
Qアノンの主張
Qアノンの主張は次のようなものだ。
「世界には小児性愛者が集まる悪魔崇拝団体がある。その主要をなす人物たちは世界金融資本を牛耳っており、アメリカ民主党などの政界やアメリカのエスタブリッシュメント(アメリカの支配層)達だ。トランプ大統領は彼らに反旗を翻し戦う正義の漢だ」
2017インターネットから
この陰謀説は2017年頃からネットで広まってきたという。世論調査によると米国民の7%がこの陰謀論を信じているとの結果が出たらしい。アメリカ国民は陰謀論が好きだという調査結果もあるようだから、この7%が高いのか低いのかはよくわからない。アメリカの人口は3億3千万人くらいなので、実に2千万人近くがこの陰謀論に興味を持っていることになる。びっくり仰天!!
須田氏の解説
さて、どのような根拠を持ってこの陰謀論をアメリカ人は信ずるのか。よくわかる解説を10/12の虎ノ門ニュースで経済ジャーナリストの須田慎一郎がされていたので簡潔にまとめる。
・Qアノンはトランプ政権の高官と名乗っている
・政府の最高機密にアクセスする権限を持っている(国家最高機密はQと暗喩され、Qアノンはそこからきているらしい)
・トランプ大統領を支持
・共和党支持者の33%が「ほぼ真実」と思っており、23%が「一部は真実」と思っている
・2017年10月にアメリカ匿名掲示板4chanに「Q」を名乗り投稿
・投稿内容は「米政府機密レベル」と主張
・国際的影の組織「カバール」が世界を支配
・カバールが反トランプの闇の政府を作っている
・トランプ大統領はカバールと闘っている
・カバールは小児性愛者向けの人身売買に加担している
・悪であるカバールにはバラク・オバマやヒラリー・クリントン、ジョージ・ソロス、ハリウッドセレブ等が名を連ねる
陰謀論への味付け
これだけ見ると日本人としてはただの与太話のように思ってしまうのだが・・・なぜアメリカ国民は信じるのか。それには巧妙な仕掛けがあるらしい・・・
「散文」と「エプスタイン」が鍵なのだという。どういうことだ??
鍵1「散文」
まずは「散文」について見てみよう。
What is cult?
カルトとは何か
Epstein Island
エプスタイン島
What is temple
神殿とは?
What occurs in a temple?
神殿では何が行われている?
Who are the puppet masters?
誰が黒幕か?
The New World Order Worships Satan.
新世界秩序は悪魔を崇拝する
これは一部である。このような感じの一見何のことかわからない「キーワード」がかなりの量書かれているらしい。最後の文はウラジミール・プーチンの言葉を引用したものだ。
検索
これだけではさっぱりわからない。インターネットを使う方々は分からない言葉が出てきたときどうするか。そう、検索するのだ。皆さんも「Qアノン」と検索して、このブログに来られたように・・・
そこで早速検索。散文をパッと見ると、何やら島で悪魔崇拝が行われているような感じで読める。多くの方はこの「島」について検索をかけるのではないか。そう「エプスタイン島」と。
鍵2「エプスタイン」
「エプスタイン島」と検索すると、「ジェフリー・エプスタイン」が検索上位でヒットする。ウィキペディアの情報だし、まずはそこをクリックするのではないだろうか・・・。すると、エプスタインの正体が・・・
ジェフリー・エプスタインはユダヤ系の富豪である。ヘッジファンドで財を成し、政財界の著名人とも交流があった。なんとビル・クリントンやトランプ大統領とも親しかったとのこと!
しかし2008年、少女買春の罪で逮捕され1年6か月の間、刑務所へ収監される。だが収監中も昼は外出し株取引やヘッジファンドの仕事を行っていたという。特別待遇??
が、悪行はいつかバレるもので2019年、性的人身売買の罪で有罪となる。刑期は48年・・・。それを苦に思ったのか、エプスタインは監房内で首を吊り自殺した。いや、首つり自殺というのは当局の公式発表であるのだが、本当は監房内で首を負傷し心肺停止状態であったらしい。
監房を映す監視カメラは故障。検死においても「首の骨が複数折れている状態」であり検視官は「首吊りにしては稀なケース」と証言している。エプスタインの死についても様々な陰謀がありそうな匂いがするではないか!!
「エプスタイン島」
さて、エプスタイン島に戻ろう。エプスタイン島は「リトル・セント・ジェームス島」の通称である。アメリカ領ヴァージニア諸島に存在する島だ。ここをエプスタインが買い取り様々な施設を築いた。「罪の島」とも「小児性愛の島」や「乱交島」とも呼ばれている。
この島に、先の散文に示したような「神殿」や「悪魔像」があるという。また彼の逮捕後、14歳の少女が彼と寝たことを告白する。情事が行われたのは「エプスタイン島」であった・・・そして当時、何人もの少女がその島にいたことも告白している・・・
そして陰謀論へ
Qアノンの散文に戻る。「エプスタイン島」「神殿」「何か怪しいことが?」「悪魔崇拝」等々。これらは2017年に書き込まれた・・・
エプスタインが再逮捕されたのが2019年。そして彼の死後、ジャーナリストが島に潜入すると様々なことが明らかになる。エプスタイン島には「神殿」があり、「悪魔の像」があり、「少女買春」が行われていた・・・。ここに挙げた散文は一部であり、他の散文からもエプスタイン島の状況を示していると思われるものがあるという。
世間では2019年に初めて判ったことを、Qアノンは2017年にすでに書き記している!これはQアノンの持つ情報が本当にQ情報(国家最高機密)であるからではないのか!! このような判断を一連の検索を進めた結果、情報に接した人々が下すことも有りうるだろう。陰謀論の完成である・・・
皆さんはどうお思い??
エプスタイン死後、彼の執事がこの島に来たことのある著名人の名を公表した。その中には、イギリスのアンドリュー王子やビル・クリントンの名もあった・・・
皆さんはどう思われますか??
追加情報!!
大統領選が間近に迫った10月にはオクトーバーサプライズがある。今回の大統領選のオクトーバーサプライズはなんとっっ!!
まさにQアノンの情報を補完するような情報だった!!
民主党大統領候補ジョー・バイデンの息子、ハンター・バイデンのPC問題だ。ハンターのPCが修理に出され、出したことを忘れ取りに来なかった店主が不思議に思い中を見ると・・・
なんと!なんと!! ハンターの幼児虐待の映像が・・・あまりにもおぞましい画像らしい。10/29現在、ネットで出ては消え出ては消えを繰り返しているらしい・・・。虎ノ門ニュースにでているケントギルバードさんも見たと言っていたので本当なのだろう・・・
ハンター・バイデンメール問題の詳細はこちら↓↓↓
【これはやばい】Qアノンの主張と符合するバイデンのメール問題
本の紹介
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